ＨＤＤ交換-HDD交換方法マニュアル

ＨＤＤ換装などに使用する、いわゆる〝ＨＤＤデュプリケータ〟なる機械に関してです。


「最近よくＨＤＤをクローンコピーしてくれるＨＤＤデュプリケータなる機械をネットなどで見かけるのですが、これはどんな機械なのでしょうか？」というご質問などがございます。


簡単に説明するならば、
「ＨＤＤ換装という作業を行う際に、交換したいパソコンの中より既存ＨＤＤを取り出して、ＨＤＤデュプリケータという専用のハード機器に接続し、コピー先にしたい新品のＨＤＤを反対側にセットして、ボタンを押せば自動でクローンコピーを行ってくれる３万円くらいする機械」となります。


一般的に個人の人であれば、
既存のノートパソコンに、直接クローンコピーを行いたい新品のＨＤＤをＵＳＢケーブルなどで接続し、ＨＤＤポータブルケースなどに入れたＨＤＤへクローンコピーを行います。その作業そのものは、パソコン及びフリーまたは市販のコピーソフトを使用します。クローンコピー完了後に、ケースから取り出したＨＤＤをパソコンの中のＨＤＤと交換するという流れとなります。


ＨＤＤデュプリケータを使う場合、ＨＤＤを直接機械に接続します関係で、≪クローンコピー作業≫そのものの作業時間が短くなります。反面むき出しのＨＤＤを接続しますので、素人には不向きの面もありますし、機械そのものが数万円もしますので、費用対効果の面でデメリットとなりますので、専門業者でも使っていない場合があります。


安全性みたいなものといえば良いでしょうか。


一般の個人の初めてＨＤＤ換装に挑戦される人にとっては、「パソコンを使い、専用のクローンコピーソフトを使い、ＨＤＤはケースを使用して接続する方が安心感が違ってきます」


このＨＤＤ換装マニュアルでは、「ＨＤＤの新品をネットでサクッと購入し、同時にＨＤＤケースも購入し、パソコンに自動で制御でクローンコピーさせた後で換装し、不要であれば、マニュアルに沿ってＨＤＤケース及び、取り外したＨＤＤを換金処分する方法」まで網羅しております。


専用のＨＤＤデュプリケータを使用した場合、「作業時間が早い」と言われますが、元々３，５インチＨＤＤの方が圧倒的にノートパソコン内蔵の２，５インチよりもデータ転送速度が速いわけですが、作業ボタンをパソコンでセット後にはすべて自動でソフトが制御してＨＤＤクローンコピーを行いますので、テレビを見ている間に終わってしまいますので、それほど作業時間の早さというものは問題ないかと思います。


e-sataケーブル接続ＨＤＤケースなどであればＵＳＢ接続ケーブルなどよりも２，５倍速度が速かったりするのですが、あまりクローンコピーの作業時間にこだわりますと、「コストが高くなってしまう」わけですので、マニュアル中ではＨＤＤデュプリケータの使い方などは取り上げておりませんので、ご注意ください。


ＷｉｎｄｏｗｓＸＰなどのノートパソコンで５年くらい使用されたようなもの、これらを格安でＨＤＤ換装させるというコストなどの面で、初めてマニュアルの意味があるかと思うのです。


また制御そのものは、パソコンのＣＰＵの方が性能が上となりますが、転送するケーブルの速度面で多少お時間が余計必要になるわけですが、許容範囲内かと思います。